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第506話 山の民の攻城戦

楊端和の檄により火蓋が切られた列尾攻城戦。山の民は火球の如く列尾に突進する。
それを見た趙兵は城の中に戻り始め、矢の雨を浴びせようと待ち構える。
突進する山の民の中から一際速い部隊の飛馬族が飛び出す。その速さは凄まじく、城内に戻る兵に追いつこうとしていた。城壁の上から放った矢もその速さでかいくぐったのであった。焦る趙兵は兵が戻り切る前に門を下ろすよう命令する。
飛馬族は落ちる門をすり抜けようするが、間一髪門を閉める方が早く、激突する。激突を避けられた飛馬族は矛などで門を破壊しようと叩いた。また、持ち上げようと試みる。しかし、門は当然の如く閉まったままであった。
それを見た楊端和は大体うちはこんな感じだと言い、始めるかと城壁に梯子をかける。

一方、玉鳳隊は小休止に入っていた。そこに列尾攻めの報告が入る。また、城攻めが山の民と飛信隊だけだという内容は玉鳳隊員達を驚かせた。王賁は王翦の意図を自分の目で確かめると言い、走り出す。関常は素直に飛信隊が気になると言えばいいのにと言うと王賁はそれを無視した。

列尾攻城戦は山の民が矢の雨の中、城壁を登ろうとしていた。それを趙兵が必死に抵抗していた。それを見ていた羌瘣はこの城壁はしばらくは落ちないと見ていた。
楊端和は遠巻きに攻城戦の様子を見ていたが、ある攻めどころを見つけ、バジオウと鳥加族を呼ぶ。そして、信にそれを援護させるための腕の良い弓使いはいないかと尋ねる。
信はとっておきのがいると自信たっぷりに返す。




攻城戦始まりましたね。さすがに飛馬族の電光石火で終わることはありませんでしたが、あまり時間がかからず終わりそうな雰囲気ですね…

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