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第291話 膠着 ~媧燐の作戦~

燕対王翦の戦いは盛り上がりをみせてくる。王翦の砦が着実に攻略されつつある。非常に精巧に作られた砦ではあるが、多種多様な北の山間民族を取り入れるオルド軍は山城攻めが得意なのだ。
オルドの攻め手が増えてきたところに大本陣から使者がくる。伝令の内容は主力を温存して単純な消耗戦だけをやれというもの。

その伝令は各軍に伝わる。期日は十日から二十日。
二日目は両軍とも地味に戦力を削り合う戦いが続いた。
しかし、その時点で合従軍の裏に何らかの共通意識が働いたことは秦軍の誰も気づいていなかった。
三日目も同様に過ぎる。

函谷関ではー
張唐と蒙驁が戦いの振り返りをする。
二人とも合従軍の動きが気になっていた。合従軍が呼吸を合わせて戦おうとしていると張唐は考え、王騎を討った李牧を警戒する。
そして、蒙驁は老将の役目を説く。才能という面なら王翦や蒙武がおり、六将に引けをとらないが、重みが足りないために函谷関は守れないと。だから昌平君も老将二人と秦将一機転の利く桓騎をそえたと考える。
そして七日目の朝、韓の成恢が動き出す。


成恢フライングだな
やはり合従軍は一枚岩ではないからな
しかし、媧燐が言った作戦が分からない。十日過ぎた頃に全軍で函谷関を攻めるのか?
そんなことをしたら、各軍秦に取り囲まれて潰されてしまうだろう。何かあるのだろうがわからない。このままでは秦がピンチに陥る~
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キングダム

カリンの作戦は10日後にカンコクカンの前に兵の死体が通積み重なり、それを土台にして駆け上り城壁を超えようとする。
by キングダム (2012-03-24 00:52) 

キングダムダイスキ

カンコクカンの戦いは、楚軍が寛大な被害を被った為最初に退却する。それに連なり各軍退却する。趙は最後まで戦うも李牧もカンコクカン陥落手前で退却する。
蒙豪はホウケンと相打ちで死ぬ。
合従軍の戦いの後、呂不韋が政との権力争いに負け自殺する。
カンコクカンの戦いで、負けた合従軍総大将春申君は、失意に陥りやがて、王の葬儀に、赴く際に、刺客により暗殺される。
秦将騰は韓を滅ぼし、桓キは、李牧との戦いに、破れ将軍職を剥奪されて、燕国に寝が居る。
李牧は、離間の計により、趙王に処刑され、李牧没し後邯鄲は秦軍により陥落する。
秦の昌平君は楚の将軍により、楚王になるが、王翦に破れ敗北して殺される。
その後、信や王ホウ等が各国の王や将軍を捕らえて、最期に楚を倒して中華統一。
概要。
by キングダムダイスキ (2012-03-24 01:11) 

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