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第439話 六将の行方

総司令昌平君の指示があり、飛信隊、玉鳳隊、楽華隊の三部隊が秦と趙の国境の地曹州に合流し、攻略戦を繰り広げていた。しかし、趙軍も内地より軍を派遣し、曹州はしばし膠着状態となっていた。
信と蒙恬と王賁は高台に登っていた。そこで、信は政が六将を復活させようと考えていることを話す。信は蒙恬に現段階での候補者は誰かと問う。蒙恬はまず確定的な二人がいると言い、それは秦国大将軍の蒙武と騰であった。信は残り四席は誰かと尋ねると蒙恬はそこに近いのも二人おり、六将級と噂される王翦と桓騎と言い、順当にいけばその二人も確実であり、残るは二席と話す。蒙恬は信と王賁に殺し合いでもするかと冗談を言うが、信はその二席を狙っているのは自分達だけでなく、他にもおり、六将復活が来年か五年後かわからないが、その時に大将軍級の武将になってないと候補にも入れないと意気込む。
王賁は一言、自分と蒙恬だろうと呟き、信の怒りを買った。

信は六将の情報の代わりに蒙恬より曹州攻めは囮であり、本命は魏の衍氏城であることを教わる。それを貂に話すと、貂は衍氏城は曹州の南に位置する魏の要所の一つであり、現在は一帯の意識が曹州に集まっており、魏軍も国境付近に軍を集中させているため、隙は生じているものの、巨城で有名な衍氏城を攻め落とす軍がいないと話す。蒙恬も同じことを心配しており、王翦あたりが南下して来るのかと思ったが、その気配もなかったのであった。

咸陽では昌文君と政が相対し、昌平君の作戦について語っていた。昌文君はあの軍を頼りに衍氏城攻略を謀るとは予想にしていなかったと話す。それは政も同意見であり、だからこそ敵国もわかるはずもないと言う。これは秦国の軍容に変化をみせることであり、列国に手札をみせることになるのであった。

五日後、曹州にいる飛信隊に衍氏城陥落の報せが入り、信を驚かせる。そして、魏の反攻を懸念し、飛信隊に衍氏城防衛の指令が出る。そして、信は衍氏城を陥落させた張本人と出会う。それは楊端和であった。信は秦軍に楊端和がいることを不思議に思うが、貂は楊端和は三年前の蕞の救出の功で大将軍の位である大上造の爵位をもらっており、不思議なことではないと話した。

楊端和による衍氏城攻略も列国を驚かせたが、楚ではさらに驚くべき事件が起こっていた。それは春申君が暗殺されたことであった。



楊端和が衍氏城攻略の張本人だとは全く予想にしておりませんでした。列国どころか読者まで気付かせないとは昌平君の思慮の深さに感服致しました!まさに李牧級だと思います。
しかし、また魏は巨城を取られてしまいましたね。あと何個城を持っているのだろうか?

また春申君の暗殺がこれからどう影響してくるのか気になります。
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クリリン

まず次世代三将を囮として曹州に派遣した昌平君の戦略、相変わらず見事ですね
そして新・六将の候補ですが、蒙武・騰・楊端和は揺るがないとして、王翦・恒騎…この二名は抜群の才はあるものの内面に一癖あると・・・個人的には後々大将軍の称号を得るのはどちらか一人かと思います。
それから残りが…難しいですね。次世代三将。(「ふつうに俺と蒙恬だろう」になるのか(笑)、はたまた意外な組み合わせになるのか)
久々の楊端和の登場ですね(バジオウ・シュンメン・タジフ・ランカイと端和の美貌以外変わってませんね(笑)にしても衍氏城を短期間で陥す実力は凄い)
それ以上に驚きを与えたのはやはり戦国四君、最後の一人である春申君の暗殺ですか(一体どの様な経緯で亡くなったのか、そして今後の楚国をまとめあげる偉材は誰なのか?…んー気になる)
by クリリン (2015-07-23 10:14) 

ナカヤマ

(´・ω・`)信達はまだ5千人将でしたね。
これから将軍になる話しが展開されていくと思うと楽しみが増えますね。
そして、楊端和は相変わらず美人でしたね!
by ナカヤマ (2015-07-23 20:12) 

ハルト

楊端和がきましたね!大上造が大将軍の位とは知りませんでした。実質、信達より名も実力もある将軍はまだいますし、六将に名を連ねるにはここで武功を挙げる必要がありますね。
早く政の号令で出陣する信を見たいです!

ところで、呂不韋がどうなったかは描かれましたっけ?
by ハルト (2015-07-23 21:11) 

ヒョウコウ

皆さんこんばんは。
今回の楊端和の登場はシビレました。
大醸造の爵位が「大将軍」とは驚きでした^ ^
ですが、楊端和は六将にはならないのではないかと思います。
秦軍として、戦ったとは言え楊端和は山の民の王なので、同盟関係なのではないでしょうか。
と言う事で、六将の紅一点は羌瘣を予想します。^ ^
魏は衍氏城を取り戻す為に、ガイモウを向かわせ、信が討ち取る、信は城と、ガイモウを討ち取った功で将軍に昇格…ならないかな^^;
by ヒョウコウ (2015-07-24 00:28) 

タンタン

初コメントです。

信と王賁は二人だけだとショボイ喧嘩はじめちゃうので、やっぱり蒙恬が間に入ってクッションにならんと駄目ですねww

六将の席が確定だと言われた騰ですが、自分のことを古い人間だと考えている節があるので辞退するのではないかと思います。

by タンタン (2015-07-24 02:01) 

かずお

初コメです。
6将軍の最後の席は壁将軍だと見ています。単行本のあとがきにて壁死の誤訳から死亡マストの理由が無くなったと。が、誤訳の為に存在マストの理由も無くなったのでは?と。五千から将軍への経緯に甘えの排除と言われてます。壁将軍の死亡から信の甘えが消えて大将軍への道かな?と。
わたしはアメトーークデヴューなのでまだまだ読みが浅いですが、皆様に追いつけるよう読ませて頂きます。今後とも宜しくお願いします、剛力?
by かずお (2015-07-24 06:23) 

謄

まさかの楊端和に
かなり痺れました!

のちのち、
関わるんだろうと
思ってましたが、
以外に登場早かった
ですねww

春申君は楚王に
邪魔者扱いされて
殺られたのかな?
by (2015-07-24 08:32) 

しゅうしゅう

楊端和は政と結婚する展開が以前なんとなく触れられていたような気がします。どうなるんでしょう。
by しゅうしゅう (2015-07-24 11:15) 

N村

春申君殺害が、秦の謀略(あい国の仕返し)なら、政略面でもなかなかのものですね。李しが、政に仕える手土産的に謀略を働かせたとか。

 でなければ、オーベルシュタインの仕業でしょう。
by N村 (2015-07-26 17:09) 

ナイアガラの滝子

新六将について…。あれこれ考えてみましたが、皆様のコメントを読んでやっと答えが出ました~(^^)すっきり。


結論から言うと新六将は、入れ替わります。


初期は、順当に実力者が名を連ねます。

蒙武・騰・楊端和・王翦・恒騎で、ラス1を王賁さん。

ここで信はとても悔しがります。そして頑張ります。


その後、負傷、戦死、引退、女将軍は一人だけよ、人間的にやっぱムリ、など奇妙な理由により6将からジョジョに外れる方が出てきます。


そんな理由により、信・蒙恬・羌瘣も選出され、
最後には、壁も加わって完全となります。めでたし!

最終的に残るのは…。
蒙武・信・王賁・蒙恬・羌瘣・バジオウ?

あ、やっぱ壁は6将ムリですね。確かになって欲しい気持ちありますが、昌文君の後釜ですね。あと一歩の所で怪我して文官に決定(^^)


すいません。ちょっと夏にやられて、ふざけてしまいましたm(__)m失礼しました。

徐福さ~ん。そろそろコメ復活しませんか(笑)



by ナイアガラの滝子 (2015-07-28 00:34) 

ひで☆りん

徐福さん…(T^T)
by ひで☆りん (2015-07-29 09:37) 

クリリン

徐福殿、「東方の三神山」に行ったきり戻らないのは色んな意味で寂しいですぞ・・・どうかお戻り下され…
by クリリン (2015-07-29 10:54) 

六大将軍王騎

ンフフフ
六大将軍は
あたな方が語られる代物ではありませんよ!!

王の絶対的な信頼があり
戦場全体を掌握して
独自に攻め入る、戦いが長けている者でなければ

分かりますか童信
王翦、桓騎は王への忠誠心が足りませんね

あなた方三名、五千人将はまだまだ努力が必要ですね
そうですよね 騰
ココココココ
by 六大将軍王騎 (2015-07-30 00:38) 

謄

殿のおっしゃる通りです!
by (2015-07-30 01:26) 

輪部君

くりりんウザいきえろ
by 輪部君 (2015-08-05 13:08) 

朝倉

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by 朝倉 (2015-09-29 14:35) 

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