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第327話 政の決断〜最後の一手~

シシと晶文君が刺客の対策を話し合っている最中、大王は玉座から姿を消していた。昌平君は相国からまだ何も聞いていなく、状況を李斯に確認するため、王宮から移動していた。そこに政が単身で現れたのだ。
政は昌平君に対し、口を開く。国家存亡の刻、呂氏四柱から離れ軍総司令としての意見を聞きたい、咸陽の守城戦に活路はないというのは俺もそう思う、内から崩壊しそうな今の状況を見ればそれは一目瞭然だと。昌平君は麃公の死でもはや打つ手が見出せなくなったと続ける。しかし、政はまだ一つだけ手は残っており、それは蕞だと話す。その一言に昌平君は衝撃を感じ、側にいた部下に客人の足を止めるよう指示し、大王と二人だけで話し始めた。
その後、政は後宮に来ていた。向に会うためだ。戦況は厳しいが、望みを捨てず、政自身も戦い、勝利するまで後宮には戻ってこれないことを告げる。向は勝てなかった場合はこれが最後と悟り、一緒に最後までいたいと気持ちで一杯になるが、必死に抑え、どうかご武運をと言い政を送り出した。
南道の終着地にある城、それが蕞であった。咸陽と蕞には渭水がある故、蕞を落とさなければ敵は咸陽まで入って来ることができない。ただし、蕞の兵も大半は函谷関に送っており、ほぼ一般市民のしか残っていなかったが、その人口の多さに目をつけ、一般市民を率いて李牧軍と戦うことを政は考えた。昌平君はそれは人心に火を付けられる大将軍級の武将が必要であり、麃公の亡き今、それに該当する将軍は秦にはいないと返した。しかし、政は一人だけ残っていると考えていた。
それは大王である政が自ら先頭に立ち、軍を率いることであった。そして、政は死地に向かったのであった。


大王である政が自ら先頭に立つという、まさに最後の一手であるが、秦国の士気は最高潮に上がるであろう。ただし、士気は高くとも、やはり一般市民と訓練された兵では力に大きな差があり、厳しい戦局であることは変わらないと思う。何か策が必要であるが、相変わらず山の民登場しか思い浮かばない…ここまで来たら、山の民無しで、李牧軍を退けて欲しいと思う。

政が戦場に立つことにより、信とまた一緒に戦うことになるので、早くその姿を見たいと思います。王都奪還の時よりも二人とも成長していることもあり、どのような戦いを繰り広げるのか注目するところであります。

今回、昌平君は政と呂不韋の器の違いを非常に強く感じたのではないかと思います。国が滅ぶという時、呂不韋は保身のために大王の首を取ろうとするが、政は自ら先頭に立ち、軍を率いるとした。中華を狙うのであれば今後どちらについて行けばいいか明確だと思います。これを機にやはり大王側に着くべきと判断して欲しい。昌平君がそう考えれば蒙武も付いてくるだろうし、李斯もそうなれば大局を見て大王側になると思う。そうすれば呂不韋を支えるものは後宮だけとなるが、所詮、実際に国を動かしているわけではないので、影響力はそれほど大きくないと思う。政が呂不韋に対し、この実権争いはつまるところ、政と呂不韋のどちらが強いかだと言ったのを思い出し、その強さは圧倒的に政だと今週改めて思いました。

また今週は向の自分の気持ちを必死に抑え、どうかご武運をという一言に向の成長が見れ、心が熱くなったシーンもありました。
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masumichael

軍総司令昌平君も出陣しますかね?
by masumichael (2013-01-17 14:35) 

NO NAME

はじめてコメントさせていただきます。
今後を勝手に予想してみます。

呂不韋、政の出陣に「まあ死ぬだろう」となめてかかる
蕞で政が募兵、しかし思うほどには集まらない
カイネ達先行隊がやってくる
騎馬中心だから落ちないが苦戦
そこに信が感動の合流

尾平、漂と政があまりに似ていて驚く(笑)
飛信隊が募兵に協力、もう少し集まって戦闘継続
でも苦戦、そのうちに李牧が
こりゃまずい、というときにとうとう山の民

山の民が8万くらい持ってくるので、さすがの李牧もあきらめ
以前の対面で敢えて愚者を演じた政の勝ち
李牧「政、恐るべし」
これでようやく合従軍もおしまい
せめて後始末ということで、裏切った斉に報復へ

向こう3~5話くらいでこんな感じになるのではないかと予測します。
続きが早く読みたくて、たまらず史記を調べたりしてしまいますね。

by NO NAME (2013-01-17 15:51) 

なり

こんにちわ。熱い展開ですね!

大王様の出陣により、一般人の兵とは言え、士気が高まると思われる。
しかも大王様は、リョフイのいない「サイ」という城に、うまく逃げ込んだとも取れる。
逆にリョフイからすれば、交渉道具として大王がいなくなってしまった。暗殺しようにも、周りには甲冑を来た兵がわんさかいては難しいでしょうからね。

さて、今後の展開はなかなか読めないですね。
リボクはどのような攻城戦の用意をしているのでしょう?
ただ、早く進軍するだけの心理的圧迫のみではあるまい。

援軍が来るとしたら、飛信隊2000程度、山の民、他もあるか?

もうひと活躍してほしいオウホン、全く活躍していないモウゴウ将軍に、登場機会を!
by なり (2013-01-17 17:31) 

おはつ

騰と王賁が戻ってくるかな。
今動けるのは独自の情報網と指揮権をもつ騰だけです。(壁も勝手に信と行動してます)
また片手の武神に勝てる可能性があるのは騰と蒙武
だけです。
by おはつ (2013-01-17 22:05) 

NO NAME

王都奪還編での「政」の武力の高さと今回の出陣をからしてもしかしたら。。。
死んだ「漂」は王の影で、子供の時代に「信」とチャンバラをしていた「漂」が本当の王だったのではないかと???
by NO NAME (2013-01-17 23:32) 

タワタ

山の民以外だと斉の助力でしょうか?蔡沢が未だ帰還していませんし、まだ交渉を続けていたりしないでしょうか?
by タワタ (2013-01-18 01:33) 

ファルファル

熱い展開になってきましたね
まさか政が出陣するとは思いませんでした。これで少しは戦うメドがたったが所詮ただの一般人、李牧率いる軍を止めることはできないと思う。やはり山の民の出現がカギになってくる。
頑張れ飛信隊
by ファルファル (2013-01-18 03:49) 

りゅうた

 政挙兵の報を受けたら、李牧はそろそろ引き際かもしれませんね。彼の真の狙いは、外力をかけて呂不韋に内乱を起こさせることにこそあったような気がします。
 それが破綻したとなると・・・。
 実は、すでに呂不韋と内通していて、政が打って出るのも読んでて、挟み撃ちにするのが本当の狙いだったとしたら、、、天才すぎて逆に面白くなくなるなぁ。
 
 裏の裏で、もう一度函谷関に方向転換して関の裏を取る狙いもいいですけどね。

 一方で、この戦いのために、敵も味方もキャラの強い将軍が数多く亡くなってしまったのも事実。市民兵の中から将来の将軍、あるいは飛信隊の中核を担うような新しい人物が出てくるのも面白いかも。

 他の方がおっしゃるように昌平君の身の振り方も非常に興味深い。政とともに打って出て、戦いの現場で彼の知略の輝きを見てみたいですね。最初にやってくる精鋭騎馬隊に対し、市民兵にどんな戦術を施すんだろう。
by りゅうた (2013-01-18 08:25) 

なだ

軍総司令昌平君は大王と出陣するでしょう。一策士として、昌平君も李牧と面と向かって対戦したいはず。

山の民はまぁ、来ますわね。

話は代わり、ウチのバカ嫁が勝手にキングダム単行本を友達に貸したんです。バイブルなのに…
by なだ (2013-01-18 15:43) 

城戸村隣人

私の予想も、2番目のコメントのNO NAMEさんと同じですが、期待も込めて、いくつかその流れの中にこんな話しがあったら良いな、というのを付け加えさせて頂きます。
麃公将軍絡みでもう少し話しを...以前、王騎将軍と信、政という絡みがあったように、今回も、実は麃公将軍と政にも何らかの絡みがあったと言うことを期待したい。そこで...、
1. 麃公将軍はあの昭王の呼び出しにも応じなかったのに、今回なぜ咸陽にやってきたのか?
2. 政が麃公将軍討ち死にの知らせを受けた時の「麃公」というつぶやき
3. 麃公将軍のいう「前進じゃ」「火をたやすな」とは?
4. そして麃公将軍の盾
から話しをつくります。
まず、1から。自分の国が滅びるかもしれない、かつてない戦(大炎)を前に…、とりあえず参内。当然、都になど来たことのない麃公将軍はこのとき初めて自らの王、政と出合う訳だがここで本能型の麃公将軍は政からもっと大きな大炎(中華統一)をおこす「火」を感じ取る。その後、呂不韋に目を向け、「ニッ」とギザギザした歯を見せる。呂不韋「...」。
軍議が始まり、昌平君から作戦を伝えようとしようとしたまさにその時、麃公将軍が突然、「飛信隊はわしがもらう」、と言う。大王、昌文君、昌平君「えっ?」、蒙驁「麃公...」、張唐「飛信隊?」若手3将軍、目だけ麃公将軍に向ける。謄だけ無反応。軍議が終わり大王から将軍達に声をかけ戦地へと出発してゆく。最後に出発する麃公将軍に、「なぜ、飛信隊を?」と問う(これに対する麃公将軍の答えは戦後に新たな回想シーンとして政から信に伝えられる、ということで...ここでは省略)
麃公将軍は再び政の目を見て、
麃「フッ、良い(火の)色じゃ」
政「?」
麃「万が一のときには蕞に行け。そこにぬしに必要な物(一般市民への武器と信)をおいてゆく」
本能型の麃公将軍は呂不韋の不穏な動きはお見通し。信を思う気持ちと万が一の時の策を授けていた麃公将軍に対して、2の「麃公」というつぶやきに。
3の「火をたやすな」は信の大将軍になるという情熱の「火」と政の中華統一という「火」。このどちらがかけても「炎」にならない。そしてこの二人が「前進」し続けることが、「大炎」を起こす、ということを感じ取ったのでしょう。今号でも「火中の人」とか「一般市民の心に火を付ける」だとか。渦中ではなく、「火中」を使うことで「火」という言葉を意識させていますよね。だからこそ、4.盾で火をたやすな、と。
そしてこの盾こそが、この戦いにおける、最大の論攻行賞級の活躍を信に与えることになるのでしょう。秦王政に襲いかかる一撃。それを間一髪のところで防ぐ。ちなみにこの一撃が龐煖であれば、受けきった盾から、プスプスと煙を立てた(火元)奥で、眼をギラギラ(燃え盛る炎のように)させた信が一言、「(麃公将軍の言葉を思い出しながら)てめえに俺たちの火を消させやしねえ」といって、龐煖に一撃を食らわせる。もちろん、これで龐煖を倒すというのではなく、現在の信の武力が純粋にどのくらいか成長しているのかを知ることができるだけでなく、文官武官の目の前で麃公将軍をやぶった龐煖に果敢に挑んでゆくというのはそれだけでも信の活躍を認めざるを得ないでしょう。で、ここで山の民8万の出現...。(あとはNO NAMEさんの話しに戻る)
ところで、なぜ山の民は函谷関攻防戦が始まってから20日も立つのに今まで出現しなかったのか?李牧は当然、この山の民の存在は知っていただろうから、西域や北方の民族を何らかの方法でそそのかして、山の民を襲わせていたと考えるのが一番ありそうかなと。力を弱めたとはいえ、留守中の国を襲われることを防げるし、山の民の秦への加担も防げる、一石二鳥の策だからね。民族同士の争いだから、「史記」にでてこようとでてこなかろうとあまり関係なく、マンガとしてストーリーにも書けるでしょうから。もうひとつ、今回山の民が出てくることで、王宮内だけでなく、一般市民にも、山の民は自分たち(秦)の味方であるということを印象づけられるでしょうね。ということで、山の民がここで登場することを期待しています。

by 城戸村隣人 (2013-01-18 18:01) 

城戸村隣人

前線にいる麃公軍はだれが指揮をとっているのか。
さすがに、函谷関にもそろそろ李牧の別動隊が咸陽を目指しているということが伝わっていることでしょう。しかも麃公将軍が討たれたことまで...。そうなればやはり王都を守らなければならないため軍を率いて退かなかればならないが、そうさせないように合従軍も当然攻撃を仕掛けているでしょう。そんな中、3−4倍の勢力を持つ趙に対面している麃公軍。将と副官を失った中では多くの名のある将軍が控える趙軍をどのように戦い続けるのか。ここで、騰と王賁を使うのではないかな。おはつさんのコメントにも有ることに加えて、騰と王賁はどちらも騎馬隊で、咸陽に戻るのに最も適しているだろうが、できれば咸陽には信と政の活躍の場を残してほしいですね。かといってやはり王賁にも活躍をしてほしいところ。そこで趙。先ほども書いたように、趙本軍には名のある将軍が他の国と比べるとまだまだ残っていますよね。また騰と組ませることにも意味が有ると思います。騰は元王騎将軍の副官。王騎将軍は麃公将軍の酒を拒めず、を近くで見る。王騎将軍から麃公将軍の酒を拒むなと言われている。麃公将軍が別動隊を追いかける前に、騰を呼び寄せる。「騰、酒じゃ。」騰「...。隆国、ここは任せましたよ。王賁、付いて来なさい」王賁「なぜこんな奴に命令されなければならないんだ」と心の中で思いつつも精鋭隊300人をつれて従う。麃公将軍「騰、お前がここの指揮をとれ」騰「なぜ、私が」麃公将軍「髪型が似ておるからじゃ」騰「...」麃公将軍「冗談じゃ。王騎のもとでいっしょに戦っていたおぬしならこの軍をまとめられるじゃろう。それに目の前の敵はおぬしの主を討った敵じゃろう」騰「して、将軍はどちらへ」麃公「大炎へ」騰はここでさとり、「御武運を」といって送り出す。
さて、なぜ騰は王賁を選んだのか。ここで再び王騎将軍に回想シーンとして登場してもらいたい。分家であるとはいえ、同じ王一族の嫡男王賁のことは気に留めていた王騎。
王騎「騰」
騰「ハっ。殿」
王騎「賁を知っていますか?」
騰「殿の甥の王賁でしょうか」
王騎「何歳になりましたかね〜。父親の前で、伸び悩んでいるようですが」
騰「ハっ、殿のおっしゃる通り」
王騎「では、どうしたら良いかわかりますか。ンフフフフ」
騰「...」
という始まりで、ぜひ、王賁が一皮むけるような話しを、王一族の分家の歴史を交えて話して欲しいですね。こうすることで後に王一族本家と分家の話しにもっていくなどマンガとしてストーリーが広がって面白いかも。まあ、いずれにしろ、なかなかお父様とお話できない王賁はおじさまの王騎将軍の言葉で発奮してほしい物です。またこうすることで、本家と分家のわだかまりも消せる存在になってほしいものです。王賁は現在臨時とはいえ5千人を任されている隊長ですが、取り立てて目立った活躍をしていません。今後5千将になるためにはやはり将軍1人ぐらい討っておかないと行けないでしょうから、将軍がまだちらほら残っている趙にあたるのが一番ありかな。
では、もうひとりの若手、蒙恬は?今、けがをしているので、ちょっとずるをします。戦後、蒙驁引退。今まで過保護に育てて来た蒙恬を今回の名誉ある負傷で認め、5千将に推薦する。王賁は親の威光を得られないから、やはり活躍する意外にないけど、蒙恬はこれで許して...。あと、考えられるのは、負傷したから、咸陽へ護送されていた。けがをして武器は取れなくても、頭を使って政と信を助ける、というのはどうかな...。

by 城戸村隣人 (2013-01-18 18:13) 

城戸村隣人

最後に、あるコメントで李信の「李」姓はどこからくるのか話題になっていましたが、これまで「李」姓を名乗っているのは、李牧、李白、李斯の3人?コメントにもあった李牧から譲り受ける、というのは面白い発想ですね。私もあるストーリーを考えてみました。それは、漂の存在。漂と信は一心同体というキングダムの最初の頃に出てくるストーリーをここで使います。信がおそらく将軍になるとき(3年後の政の加冠の儀の時?信も政と同じ年なので一応大人になる訳だし)に、「李」姓を名乗るのでしょうが、この「李」姓は漂となにか関係を持たせるのではないでしょうか。そもそも、漂はなぜ、子供で、なおかつ下僕であったにも関わらず、将軍について知っていたのか、という話しと付けると...、
政「信、お前、将軍になったら姓は何にするんだ?」
信「なんだそれ?」
政「なんだ、そんな事も知らんのか。漂は知っていたぞ」
信「漂が...。で、漂はどうするつもりだったんだ」
というところで政と漂の回想シーン
政「漂、お前は下僕の身でありながら、なぜそれほどまでに将軍について詳しいのだ。お前の父親は武人だったのでは?」
漂「いいえ、私は平民の子でした。でも、子供のときにある先生にあったんです。」
漂は実は、子供の頃に、李牧に出合っていたという話しが始まる。ただ、当時は幼いため、周りが、「李」先生と呼んでいたため、それが李牧ということをしらない。そんな漂はいつしか、「李」先生のような将軍になるんだ、といって憧れてゆく。李牧も漂をかわいがっていた。ある戦争で、李牧は別の戦地へ。漂はその戦争で親兄弟を失い、城戸村に流れ着く...。
漂「ですから、私は将軍になったら「李」漂と名乗ろうと思っています。」
政「「李」か...良い名だな」
ここで、政と信の会話に戻る。
信「漂が「李」と...。」
政「...」
信「漂と俺は一心同体。俺が将軍になるのはあいつが将軍になるのと同じ。俺が将軍として羽ばたくなら、あいつもおれとともに将軍として羽ばたく。なら、俺はあいつが名乗る予定だった「李」を名乗り、李信として漂といっしょに将軍になる。
さて、ここで、もし李牧と漂が出会っていたとすると、今回、李牧は政に出会い、何を思うのか...。確かに李牧は以前咸陽にきています(秦趙同盟)。しかし、この時、李牧は呂不韋とばかり話していたため、政をしっかりと見ていない。つまり、李牧にとって、今回初めて政と相見える。そして、その勇姿を見て、驚く。まさか...あの子は。と、同時に政の立ち振る舞いを見て、自らが尽くすべき王を間違えたことに気づき、ここから李牧の苦悩が始まる...。

初めてUPするのに長々と済みません。隣人のよしみで...。

by 城戸村隣人 (2013-01-18 18:17) 

城戸村隣人

長くなってしまったついでに...
これまで王騎将軍、縛虎申、輪虎などその亡がらは丁重に扱われて来たけど、今回の麃公将軍の亡がらはどうなるのだろう...。本来ならば首を切って、味方の士気を高め、相手の士気を砕く方法を取るだろうけど、李牧はここで首を切らないと予想(期待)したいですね。今回の戦いの意味が麃公将軍の首ではないし、首を取ってしまうと、激情する「こども」がいますから。で、首の代わりに、矛を折るということで...こうすることで、信が王騎将軍から受け取った「矛」というものの意味を悟る。これで信が受け取った「矛」「盾」に意味を持たせることができるけど、まだ信が持つ物で最も不思議な物が。それが「剣」。この剣はご存知のように、漂が帯剣していた物だが、信は政から受け取った剣ではなく、ずっとこの漂の「剣」をもっていますよね。しかも、これまで幾多の戦いの中でも刃こぼれ一つしていない。覚えていますか?あの廉頗将軍の本気の一撃をくらった時にも。そして、廉頗将軍のあの一言「何じゃ、この剣は」。きっと他にも気になっている方、いらっしゃるのではないでしょうか?今後、羌瘣のもつ得物「緑穂」と、この信のもつ「剣」についてストーリーが欲しいですね
by 城戸村隣人 (2013-01-18 18:37) 

カイン

今回のキーは、
昌平君の祖国からまだ指示を受けていない、客人の足を止めておけ、この2つのセリフでしょう。
昌平君の祖国は楚なので、独自に繋がっていると思われる描写です。それが秦にとって功となるかはまだわかりませんが・・・。

by カイン (2013-01-19 11:10) 

NO NAME

公式ガイドブックでは「政」の武力は78だったので、雑魚兵(武力50くらいか)くらいなら無双できるのかな。

by NO NAME (2013-01-19 21:43) 

NO NAME

カインさん
「祖国」じゃなくて「相国」です。
相国は丞相である呂不韋の事と思われます。
by NO NAME (2013-01-19 23:16) 

NO NAME

カインさん
失礼しました。
現在の丞相は左丞相の昌文君と、右丞相の昌平君でした。
呂不韋の現在の官職が「相国」みたいですね。
by NO NAME (2013-01-19 23:33) 

NO NAME

カインさん
大功のある者が丞相になる際に、敬意を込めて「相国」と呼ばれる事があるらしいので、ちょっと勘違いしてしまいました。
by NO NAME (2013-01-19 23:37) 

なおきち

またもや、原先生にびっくりさせられました。笑
まさか、政が出陣するとは。
そして信と山の民が加勢に来る感じですかね。
今年もキングダムから、目が離せないですね!最高だぜ!
by なおきち (2013-01-20 18:43) 

キングムダ

皆様の予測のリアルさと思慮深さに感服しつつ楽しく拝見しております。信と政が合流する号が楽しみです。
白老お爺ちゃんの活躍云々がよく話題に上がります。昭王時代からの最後の将軍ですけど、お爺ちゃんは今回の戦のあと、子や孫に看取られながら大往生するキャラですよ。戦死させる必要はないのでは。
でも王賁の活躍が少ないのは気になりますね。主要将軍は函谷関から離れられないでしょうから、王賁に駆けつけてもらって信や政と合流してほしいものです。
by キングムダ (2013-01-21 19:36) 

kingdom heat

城戸村隣人さんのコメント凄い長いなw
ここまで熱く語るなら、自分のブログを立ち上げても良い様な…。
キングダムを熱く語れる場って意外と少ないから、そういう場がもっと増えてくれたら良いなぁ…なんて希望を込めて。
by kingdom heat (2013-01-21 23:34) 

キング中

王都奪還編の信、政、テン、昌文君、壁の5人が成長し(昌文君は成長してないか(笑)、今度は戦場で集合するなんて熱すぎですよ。
これに山の民が加われば言うことないです。
これは予想なんですが、山の民の出番は政が追い詰められてかなりのピンチになってからだと思います。
「馬酒兵」の話でもぼっこー(笑)が包囲されてから山の民が出てきてるし。だから今回もそうなのかなと予想します。

明日の発売が楽しみです。
by キング中 (2013-01-23 16:11) 

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